梅雨を明ける前から、
梅雨明けのような気候に、
無性に、うんざりしている。
今週は月曜日から、
毎日の様に定時で仕事を終え
帰宅し、好きなことをしている。
サッカー以外の好きなことを。
しかしながら、
サッカーをしていない。
汗をかいていない。
ストレスを解放出来ていない。
という、個人的不の連鎖に陥っていて、
この理由なき蒸し暑さに
どうにかなっちまいそうだと、
心が叫んで、無意味に腹が立つ。
まるで、女子だ。
まるで、女子だと、心底思う。
だから、今日は。
僕の大嫌いな「東京」という
街について書く。
だからどうにか、聞いてくれ。
女子はたいがい、たいがい、
話を聞いて欲しい生き物だ。
だからどうか、聞いてくれ。
東京が嫌いだ。
正確にいえば、東京で
「東京」をしようとしている
くそほどにダサいやつらが大嫌いだ。
東京という街は、
やりたいことを叶える場所だったり
そこで生きて行く人たちの
勇気や覚悟が試される場所
だと最近、よく思う。
そういう意味では、
僕は、幸か不幸か。
東京、世田谷に実家を持ち、
私学の学校に通わせてもらい、
大好きなサッカーを中高大と10年間、
半端者なりに、やり遂げた。
人生で唯一、やり遂げた、風だ。
いっちょまえにやってきた自信がある風だ。
その自分自身の風にも、腹が立つ。
ミラノ風ドリアは、
あくまでもミラノ風だ。
まるでナポリは、
まるでナポリなだけだ。
磯丸水産はだいたい24時間だ。
と思いきや、二子玉の磯丸は、
深夜帯やってねぇ、腹が立つ。
サッカーを愛している。
特にイングランドのフットボールを。
心から愛している。
だから、ではないが。
ポッとでの、チェルシーファンや、
Cityファンを少しだけ軽蔑している。
申し訳ないけど、彼らの歴史は短く、浅く、
お金とお金とお金と有能かつカリスマ性に
富んだ監督のおかげでしかない、
と思っているから。
まぁ、それはそれとして。
今から20年くらい前の話。
小学生の頃、両親に連れられ
武道館でOasisのLiveに行った。
その帰り、親父が武道館の階段の踊り場で
水色のユニフォームを着た金髪の変な兄ちゃんに
声をかけられていたのをよく覚えている。
その変な兄ちゃんは、「カルべ⤴️さん!」
とかるべのべをべ⤴️と発音し、
その後も会うたびに、かるべを
かるべ⤴️と発音した。
かるべをその発音で呼ぶ大人は、
その変な兄ちゃんが最初で最後だろう。
そう、その金髪の変な兄ちゃんの正体は、
日本代表の応援団ウルトラスの
リーダー的存在「植田朝日」さんだった。
代表のサポーターの歴史を作った人だと思う。
朝日さんはその時、
Cityのユニフォームを着ていた。
「何であの人音楽のライブに
サッカーのユニフォーム着てるの?」
と母さんに聞くと、母さんは怪訝そうに
OasisがCityファンだからよ、
と吐き捨てるように言った。
そう、Liverpoolファンの母には
それが気に食わなく、
朝日さんの業界人風な振る舞いと、
話し方と、かるべ⤴️さんに、
小学生ながらに驚き、ちゃんと引いた。
ようは、なんで僕が東京が嫌いかというと、
業界人ぶったり、それ風な人がたくさん
はびこってるから、大嫌い。
地元や、昔からの友達には
ほとんどそういう人はいない。
僕の見解だと、業界風なびかす人は
総じて自分に自信がなさそうで、
常に自分を大きく見せようとしていて
なんだか見ていて苦しいなと思う。
申し訳ないけど、たいてい、
そうゆう人は、品も無くて
金儲けのことばっかり考えてる。
でもそれでいいと思うし、
そうゆうことだと思っている。
だって僕の育った街、住んでいる街、
「東京」はそうゆう人たちが
色んなことを叶えていく、
夢の都、花の都だと思うから。
以上、
つすめん。